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スタッフブログ
ビジョントレーニングでどのようなことをするの?
ビジョントレーニングはスポーツ選手も取り入れている練習方法です。
学習だけでなく、スポーツでも「見る力」は大事な役割を果たします。
では、ビジョントレーニングで実際にどのようなことをするのか少しずつご紹介したいと思います。
まずは「眼球運動」について3つの運動に分けて練習をします。
- 追従性眼球運動
- 跳躍性眼球運動
- 輻輳・開散運動
「追従性眼球運動」はものを目で追う動きです
顔は動かさず、目だけでものを追いかけます。
追従性眼球運動に問題があると、ものを見続けることができなかったり、対象物を見失ってしまうことがあります。
「跳躍性眼球運動」は指標から指標へ視線をジャンプさせる動きです。ある点からある点に素早く視線を動かします。黒板と自分のノートを交互に見比べたり、行の最後から次の行の最初に視線を移す時に必要な動きです。
ナンバータッチ※なども、跳躍性眼球運動のトレーニングになります。
※1〜20までの数字を素早く見つけて順にタッチする
「輻輳・開散運動」は両目の協調性(チームワーク)で両目を寄せたり離したりする動きです。
通常は見るものの距離に合わせて、ピント調節ができますが調節する力が弱かったり、両目のチームワークがうまくできないと二重に見えてしまったりします。距離感がうまく測れないので、ものにぶつかったり二重に見えることで漢字がうまく書けない・読めないということにもつながります。
次回は実践編とポイントについてお伝えします♪