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スタッフブログ
ビジョントレーニング実践編
今日は「眼球運動」のやり方をご紹介します!
マスコット付きの鉛筆や、指などあまり大きすぎない指標を2つ用意します
「追従性眼球運動」
子どもの顔から30cmほど離した正面に指標を構えます。まずは10秒しっかり見つめ続けられるかどうかチェックしてください。その次に顔の範囲で左右・上下・斜め・時計回り・反時計回りの方向にぐるっと動かして目だけで追いかけてもらいます。
はじめはゆっくりで徐々にスピードをあげていきます。
座った姿勢で、顔が動いてしまうお子さんは仰向けに寝た状態で始めると良いです。
だんだん動かす範囲を30cm四方の幅で動かせるように練習しましょう。
「跳躍性眼球運動」
指標を2つ用意して、顔を中心にして左右・上下・前後・斜めに離します。
指標から指標へ、口頭で指示をしたタイミングで素早く視線を動かします。
ナンバータッチも跳躍性眼球運動の練習になります。1〜20の数字をランダムに並べ、順番に声に出しながらタッチしてもらって、その秒数を測ります。一般的に20〜30秒以内であれば平均です。
「輻輳・開散運動」
輻輳は寄り目、開散は離れていく動きです。近くのものや手元の方を見る時は目が寄って遠くのものを見るときは離れていきます。
目の高さで顔から30cm離れたところから目と目の間に向けてゆっくり近づけていきます。しっかり両目が寄っているかどうかと、二重に見えていないかを確認します。
目が寄らなくなったところから徐々に離していき、離れていく間も目がしっかりついてくるかを確認してください。
⚠︎よく見られる動き⚠︎
- 顔が動いてしまう
- 視線が外れてしまう
- 指標の動きよりも先に視線が動いてしまう
- 体が傾いてくる
- 顔が近づいてくる(反対に離れていく)