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スタッフブログ

姿勢の悪い子どもたち

2024/06/04

こんな子いませんか?

遊び場面で・・・ゴロゴロ横になってテレビや本を読む。外遊びや体を動かして遊ぶことが苦手。
集団場面で・・・机に肘をついて話を聞いている。机にもたれてお絵描きをする
お家で・・・・ごはんの時に背すじを伸ばして座って食べ続けられない。靴を立ってはくことができない。何かを始めるときに、すぐに動かず時間がかかってしまう。

姿勢と保つためには

姿勢を保つためには、筋肉が一定の緊張(張り)を保っていることが必要です。筋肉の緊張には個体差がありますが、何も活動をしていないときにも私たちは重力の中でまっすぐに姿勢を保ち、何かあればすぐに動き出せるようにしています。これは進化の過程で四足歩行から二足方向になり、人体の中で一番重い頭が一番上に位置することになったので、重い頭の位置を保つことが必要になったからです。この働きは、頭の位置を感じる前庭感覚と筋肉の働きを感じる固有感覚が統合されることによりいつも適切な状態にするために、無意識に筋肉の緊張は調整されています。

感覚統合が未成熟な子どもたちは、前庭感覚や固有感覚の調整が上手くいかず筋肉の緊張が低いことが多いために「姿勢が悪い」ことが多くなってしまいがちです。そして。筋肉の緊張が低いと、身体が柔らかくなり座った姿勢や立っている姿勢を維持するにも、過度の努力が必要になります。そのような子どもたちが良い姿勢を保つためには、私たちより何倍も力を使っているのです。

また、前庭感覚と固有感覚の調整が上手くいかないと、不意にバランスを崩したときにとっさに身体を支えるような反応が遅れてしまうことが多く、手をつくことができずに転んでしまうことが多いのです。

筋肉の緊張を高め良い姿勢を保てるようになるコツ

腹筋運動や腕立て伏せなどのいわゆる筋トレではなく。筋肉がしっかり働いて姿勢を保ち、身体のバランスがとれることを目的に活動や遊びを行ってみましょう。揺れを感じる前庭感覚や筋肉の固有感覚を刺激する遊具を使った活動が適しています。ブランコや昇り棒、ジャングルジムなどはとても良い遊びです。また、両手を合わせて押し合うお相撲なども良いでしょう。ご自宅では、トランポリンでジャンプしたりバランスボールに座って上下に揺れたりすることで、前庭感覚と固有感覚の両方にアプローチできます。

子どもが怖がった場合は、揺れを小さくしたり大人が姿勢を支えたりして、「いつでもやめられる」「落ちることはない」と子どもに意識してもらい、子どもの状態に合わせた段階付けを行い、子どもが自ら遊具と関わり遊べるように誘導することが大切です。

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怖がりで過敏な子どもたち

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