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手の発達 〜練習編〜

2023/07/15

武蔵野

 物を摘んだり操作したりする手指の微細な運動は、発達の順序があります。その順序の通りに発達を促すように練習していきます。
大人は鉛筆を持ち書字をする際に、親指・人差し指・中指の3指で握り、薬指と小指は曲がって机につけて押さえとして使用しています。
5本の指なのですが、役割がそれぞれ違うのです。これを手指の分離運動と言います。

手指の分離運動は、

  • ①手指を全部握って小指側にものを持って操作する
  • ②手指を全部握って親指側に物を持って操作する
  • ③手の甲を上にして全部の指を使って物を操作する
  • ④手掌を上にして全部の指を使って物を操作する
  • ⑤3指を使って物を操作し2指は押さえとして使用する

上記の順番で発達していきます。この順番で発達していくので、例えば②の段階のお子さんに⑤のような大人と同じ持ち方の練習をしてもなかなか習得することは難しいです。ですので、まずは次の段階の発達を獲得するように練習をしていきます。

 最後に、⑤の段階に来ているのですがなかなか習得が難しい場合についてです。親指・人指し指・中指で鉛筆を持つことはできているのですが、薬指と小指が伸びてしまっていたり、机から離れて空中に浮いた状態になっていることが原因の1つにあります。このような時は、ビー玉くらいの大きさのやや重い物を薬指と小指に握らせた状態で字を書いてもらうと、薬指と小指が曲がって机についた状態になり手指にしっかり力が入るようになり、上手に書けるようになることが多いです。

 リニエシューレでは、その時のお子さんの状況に合わせてオーダーメイドで練習をしていきます。ご相談ください。

文責:リニエシューレ 作業療法士 八重樫 貴之

 

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