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スタッフブログ
コロナ禍終息後のお子さんとの関わりについて
皆様こんにちは!
今回は、コロナ禍が終わり、これからの子どもとの関わり方について考えてみたいと思います。この約3年間は人との関わり方に大きな影響を与えたのではないでしょうか。
長い間外出や交流が制限されてきた子どもたちにとって、新たなフェーズが始まると感じています。
お子さんとのコミュニケーションについてはどうでしょうか?
3年間マスク生活で初めてお友達の口元を見た、なんて方もいるかと思います
リニエシューレでもこの3年間はお子様のことばについての相談が増えています。お子さんのコミュニケーションの発育は言語や社会性の習得と密接に関連しています。
お子さんのコミュニケーション発達の基本的な段階と要点です。
※月齢は目安であり、発達や成長には個人差があります。
共鳴期(出生〜3ヶ月)
- 子どもは保護者の声や表情に反応し、視線の交流が始まります。
- 保護者が子どもに話しかけ、表情や声の変化を通じてコミュニケーションを促します。
探索期(3〜6ヶ月)
- 子どもは手や口を使って周囲の物を探索し、身体的なコミュニケーションを開始します。
- 保護者との「ターンテイキング」が始まり、声や表情での反応が増えます。
表現期(7〜12ヶ月)
- 子どもは単語や音の模倣を始め、初めての言葉を発します。
- 身振りやジェスチャーを使って自分の意思を表現し、コミュニケーションの多様性が広がります。
一言文期(12〜18ヶ月)
- 子どもは一言文や短いフレーズを使って意思疎通を試みます。
- 保護者の話し方や言葉遣いを模倣し、言語の理解と表現が進展します。
語彙爆発期(18〜24ヶ月)
- 子どもは語彙が急速に増え、単語の組み合わせや文の構造が発達します。
- 簡単な指示や質問に応答し、簡単な会話を楽しむことができます。
文章期(2〜3歳以降)
- 子どもはより複雑な文やストーリーを作り、自分の経験や思考を表現します。
- 聞くことや話すことによって、コミュニケーションスキルを磨きます。
0歳から3歳の間でコロナ禍を過ごしたお子さんはコミュニケーションの発達に何かしら影響している可能性はあります。コロナ禍の終息と共に新たにことばやコミュニケーションについて考えてみませんか。
言葉の専門家である言語聴覚士がご相談に承ります。
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