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手の発達 〜乳幼児編〜 その2

2023/07/08

練馬

赤ちゃんの手の発達は、6ヶ月ごろから右手から左手にオモチャを持ちかえることができるようになり、8ヶ月ごろになると、親指と人差し指でブロックなどをつまめるようになってきます。

1歳になると、小さなボールを手で持ち穴に入れることができるようになります。
そして、1歳を過ぎて歩けるようになると、戸棚まで歩いて行って開けて中の物を出したり、ティッシュペーパーを全て箱から出してしまったり、ガチャガチャとスイッチをいじったり紐を引っ張ったりするようになります。

この1歳から2歳くらいの時に、手を使って色々なことをする時期を「探索・試行錯誤」というのですが、この「探索・試行錯誤」はとても大切です。

この時期に手を使って「何があるんだろう?」と「探索」して、「どうなっているのかな?」と「試行錯誤」することは、子どもなりに好奇心や探究心を持ち、問題を見出したり、解決したりする力を自ら育てていることになります。

「見る、触れる、探索するなど、身近な環境に手を使って自分から関わろうとする」ことで、感じたたことや考えたことを表現する力の基盤を培うことができるのです。

文責:リニエシューレ 作業療法士 八重樫 貴之

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